2020.4.1適用のルール変更について①

遊戯王ルール

 ど~も~、おんそばです。今回は過去のルール改訂を振り返る記事です。長く遊戯王やっていると、「あれ、このルールって今どうなっているんだっけ?」とわからなくなることがありませんか?勘違いしたままCSに行ってしまうと敗北&トラブルの元になりかねません…

そんなことにならないように、ルールについてはきっちり最新版の情報にアップデートしておきたいですよね!今回は

〇「効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなったカードの効果の発動について」

〇「デッキに戻った、または、エクストラデッキに裏側表示で戻ったことによる、モンスター効果の発動について」

〇カードの効果を『発動するターン』に影響する、モンスターの召喚・特殊召喚について

の3本立てです。さっそくLet’s go!

効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなったカードの効果の発動について

 ss成功時効果を持つモンスターがチェーン処理中にssされそのまま破壊された場合や、移動先で発動する効果を持つカードがコストでそこへ移動したチェーン中にさらに別の場所へ移動した場合に関係する仕様変更です。似たような場面として

〇チェーン1場のデストロイフェニックス効果、チェーン2鉄獣の抗戦効果。処理で4体素材のシュライグが出てきたがそれをデストロイで破壊。シュライグの除外効果は発動しない。

〇チェーン1孤高除獣効果で雷獣龍サンダードラゴンを除外、チェーン2大欲な壺効果。処理で相手の雷獣龍を含むカード3枚をデッキに戻して1ドロー。雷獣龍のリクル効果は発動しない。

等が挙げられ、どれも効果を発動するタイミングを失っているために発動できないと解釈するとわかりやすいかもしれません。

 したがって、
〇チェーン1トリックスター・キャンディナのサーチ効果、チェーン2でトリックスター・マンジュシカのss効果対象キャンディナ、チェーン3で激流葬。キャンディナのサーチ効果は発動され無効になっていないため有効

〇チェーン1増殖するG、チェーン2DDクロウ。処理でGは除外されるものの増殖するGのドロー効果は発動され無効になっていないため有効。

 こういったすでに発動してしまっている例とは似て非なるものと考えたほうがいいでしょう。

デッキに戻った、または、エクストラデッキに裏側表示で戻ったことによる、モンスター効果の発動について

 簡単に言うと、「フィールドから離れた」ことを条件とする効果の発動条件範囲の縮小化です。同様の条件を持つカードとして

〇氷剣竜ミラジェイド
〇閃刀姫‐レイ
〇ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム

等が存在しますが、上記3つのうちこの仕様変更に関係あるのはミラジェイドのみという部分に気を付ける必要があります。

 明言されていないのでパッと見でわかりにくいのですが、これは「自身が」フィールドから離れたことを条件とする場合のみ適用されるのです。ここから先は僕が覚えやすいように勝手に解釈しているだけですが、「除外された場合の発動条件を持つカードが、裏側除外(=非公開領域に移動)した際に効果が発動できない」ルールと一貫させるために変更したのではないかと考えています。

 ということで、閃刀姫ーカガリを対象に強制脱出装置を発動しても、墓地のレイは問題なく戻ってきます。

カードの効果を『発動するターン』に影響する、モンスターの召喚・特殊召喚について

 簡単にまとめると、誓約効果に抵触する行為がなかったことになった場合、誓約効果に縛られず効果を発動できるようになった仕様変更です。似た例として

①場のふわんだりぃず×いぐるんとろびーなを素材にLL‐リサイト・スターリングを特殊召喚しようとしたが、エヴォルカイザー・ラギアによって召喚無効にされた。処理後に自分はふわんだりぃずモンスター共通効果①を使用することができる。(結果、ふわんだりぃずモンスターの「特殊召喚できない」誓約に抵触していない)

②チェーン1強欲で金満な壺効果、チェーン2マジックジャマー効果。処理後に自分は金満で謙虚な壺を発動できる。(結果、金満で謙虚な壺の「ドローできない」誓約に抵触していない)

③チェーン1アラメシアの儀効果、チェーン2ヴァレルロードSドラゴン効果。処理後に自分はイピリア召喚成功時の効果を発動できる。(結果、アラメシアの儀の「特殊召喚されたモンスター以外のフィールドのモンスターの効果を発動できない」縛りがなかったことになっている)

等がありますね。厳密に言うと2つ目3つ目の例は性質が若干異なりますが。3つ目の例ならばイピリアにSの効果を打たれた場合でも同様に成立します。

 ただし上記の例は召喚ないし発動を無効にされているために成立しているのであって、

〇場のふわんだりぃず×いぐるんとろびーなを素材にLL‐リサイト・スターリングを特殊召喚。成功時に奈落の落とし穴で同カードが破壊&除外された。処理後に自分はふわんだりぃずモンスター共通効果①を使用できない。

〇チェーン1強欲で金満な壺効果、チェーン2灰流うらら効果。処理後に自分は金満で謙虚な壺を発動できない。発動できる
※2022.5.30 PM18:00まで発動できないとしていましたが、正しくは「発動できる」です。申し訳ありません。

誓約効果と残存効果の違いですね。このあたりも間違えやすいので、ゆくゆくまとめようと思います…



〇チェーン1アラメシアの儀効果、チェーン2虚無空間効果。処理後に自分はイピリア召喚成功時の効果を発動できない。

このように効果無効や結果的に処理がされなかっただけの場合、発動には成功しているので、誓約がきっちり課されます。

まとめ

 以前まではルール上できなかったことができるようになるのは、スポーツの世界とかでもたまにありますよね~。どちらにせよ順応できたもん勝ちなので、きっちり頭にいれておきませう!

ここまでのお付き合いありがとうございました!こんな記事も書いてます。よければ是非!

続き→2020.4.1適用のルール改訂について② | おんそばブログ (onsobablog.com)

スプライト登場以後のサイドカード | おんそばブログ (onsobablog.com)

それでは、今日も明日も元気にいきましょ!

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